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ワキガ・多汗の仕組みを知ろう

ワキガ・多汗の原因

【汗とニオイの原因】

ワキの汗やニオイは、なぜ出てくるのでしょう。
それには皮膚の中にある「汗腺」というものが関係しています。

ワキの皮膚の断面図をご覧ください。

皮膚の少し深いところに、「エクリン腺」「アポクリン腺」というものがあります。
この二つが、汗腺です。

エクリン腺は全身いたるところに分布する汗腺で、サラサラした汗を分泌します。いわゆる、普通の「汗」です。エクリン腺からの汗が多いと、ワキに大きな「汗ジミ」ができたり、汗が腕や体に垂れてきたりします。

一方のアポクリン腺は、ワキや陰部など、限られたところにしかない汗腺です。若干ベタつくような汗を分泌します。アポクリン腺からの汗にはたんぱく質や脂肪分など、さまざまな物質が含まれています。この汗が皮膚に住む微生物(皮膚常在菌)によって分解されることで、ニオイが発生してしまいます。ワキは汗によって蒸れやすいため、微生物が活発に働きやすいのです。
アポクリン腺が多いかどうかは、通常遺伝で決まります。ワキのニオイが気になるという方は、ご両親のどちらかが同じ体質であることがほとんどです。また、耳垢が「ペタペタ」とした感じで湿っているケースが多いです。

【ミラドライのしくみ】

ミラドライは皮膚の表面から「マイクロウェーブ」という電磁波を照射することで、汗腺のあるエリアに熱を発生させます。この熱の発生により、汗腺が物理的に破壊されていきます。

※皮膚の奥を加熱すると聞いて「皮膚の表面は大丈夫なの?」という疑問が湧いてくる方もいらっしゃるかと思いますが、大丈夫です。皮膚表面に接触する部分には強力な冷却プレートが付いており、表面温度が15度を超えないよう常にモニタリングされています。

【治療効果は即日実感】

ミラドライは照射したその場で汗腺が破壊されますので、汗やニオイの改善は当日から実感して頂けます。
平均的には汗、ニオイ共に7割ほど減少するケースが多くなります。
当院では広い範囲に高出力で2倍の重ね打ちを行うことで、通常のミラドライ治療よりも高い治療効果を追及しています。

【再発について】

ミラドライの治療効果は、半永久的です。
でも、汗やニオイが再び増えてくることはないのでしょうか?

答えは「少しはある」です。

ミラドライの施術後、数ヶ月〜1年ほどで発汗量は少し戻ります。
汗やニオイの減少の度合いで言えば、

・施術直後は平均8〜9割の減少

・半年〜1年後で平均7割の減少

・それ以降はあまり変動なし

という方が多くなっています。

発汗量が少し戻るメカニズムはカウンセリングの際にも説明していますが、これはいくつかの要因が重なりあって起こります。
少々細かい説明になりますので、面倒な方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。

【発汗量が少し戻る理由】

1.生き残った汗腺の発達
2.汗を出させている神経の回復
3.不完全に破壊された汗腺の再生
4.新しい汗腺が作られる

以下、それぞれ詳しく解説します。

理由1:生き残った汗腺の発達
ミラドライは汗腺の数を大幅に減らすことができますが、ごく一部の汗腺は生き残ります。
そしてこの生き残った汗腺が、日が経つにつれて「大きく発達してくる」ことがあるのです。
これは私たち人間に備わった頼もしい(?)回復機能なのですが、残された汗腺が大きくなることで発汗量が少し増えてしまうのです。
理由2:汗を出させている神経の回復
みなさんもご存じのとおり、汗というものは「自分の意志とは関係なく」分泌されます。
これには、自律神経という名の神経が関与しています。
体温の上昇や精神的な緊張が起こると、自律神経から汗腺に「汗を出せ」という命令が来ます。これにより、出したくもない汗が自動的に分泌されてしまうのです。

なんだか憎たらしい自律神経ですが、実はミラドライの照射直後は、皮膚の中で発生した熱によって自律神経もダメージを受けています。ダメージを受けた自律神経は「汗を出せ」という命令を汗腺に出せなくなります。
つまり、ミラドライの施術直後は「生き残った汗腺も、神経からの命令が来ないので汗を出さない」状態になっているのです。
いわば生き残った汗腺も仕事をしない、眠ったような状態になるということです。

しかし一定期間(数ヶ月〜1年ほど)の期間が経つと、神経はダメージを修復し、再生してきます。
再生が完了すると、再び汗腺に命令を出せるようになります。
これにより、生き残った汗腺が再び汗を出し始めるのです。
理由3:不完全に破壊された汗腺の再生
ミラドライはマイクロウェーブによる熱で汗腺を破壊します。しかし当然のことながら、一部の汗腺は完全には破壊されません。
実は汗腺の深さにはある程度のバラつきがあり、熱が少ししか当たらない汗腺があるのです。
このような汗腺は、施術直後は少しダメージを受けているので働きませんが、一定期間が経てばやはり修復され、再び汗を出すようになります。
理由4:新しい汗腺が作られる
ワキの汗腺が最も増える(作られる)時期は、10代の成長期です。
その後は大きくペースダウンしますが、一応30歳くらいまでは新しい汗腺が少しずつ作られると言われています。
従って、年齢によってはミラドライの治療後も新しい汗腺が少しは作られる、ということになります。
新しい汗腺ができれば、当然汗の量は増えることになります。

以上4つの理由により、発汗量は半年〜1年の期間で少し戻ります。
これは誰もが持っている「生物としての回復機能」によるものですから、防ぐことはできません。

もちろん、発汗量が完全に元に戻ってしまうという事はありません。これらの変動を踏まえた最終的な効果が「平均7割の減少」という事になります。

【施術後の経過について】

ミラドライは施術直後から日常生活を送れますが、一時的に下記のような症状が見られます。
※個々の患者様の詳しい経過につきましては、当院の治療実例集をご覧ください。

以上が一般的な経過となります。
回復までの期間には多少の個人差がありますのでご了承ください。

施術後の経過については、カウンセリングの際にさらに詳しくご説明しますのでご安心ください。

【施術後のケアについて】

①お薬の内服
痛み止めのお薬と、抗生物質(雑菌の繁殖を防ぐ)を3日間内服して頂きます。

②ご自宅でワキを冷却する(当日〜翌日)
痛みを早く引かせるため、治療後(とくに当日)はご自身でワキを冷やして頂く事が重要です。冷却の方法についてはカウンセリングの際にご説明致します。
翌日からお仕事や通学をされる方も多いですが、痛み等がご心配であれば翌日もお休みの時に治療をお受け頂く方が無難です。

ご自分でして頂くケアは、以上2点のみです。

その他、つっぱり感などが出てきた場合はストレッチなどをして頂くと回復が促進されます。

【施術後の注意事項など】

①ご入浴は当日から可能ですが、最初の3日間ほどはシャワー浴とし、浴槽につかることは避けてください。浴槽につかることでワキが温まることになり、冷却の効果が薄れてしまいます。

②激しい運動は1〜2週間ほど避けてください。

③飲酒は3日ほどお控えください。禁止というわけではありませんが、腫れや痛みが長引く事があります。

④ワキの脱毛に通われている方は、ミラドライ治療後は最低1ヶ月空けてからの脱毛としてください。
※ちなみにミラドライ治療自体にも脱毛効果があります。

【ミラドライをお受け頂けないケース】

下記に該当される方は、原則として治療をお断りしております。当てはまらないかどうか、ご確認ください。

ミラドライによる治療の流れ

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